平成30年度 調理コース1年生保護者招待昼食会

2019年2月19日 15時25分
家庭学科

平成31年1月19日(火)
 調理コース1年生は、1年間の集大成を発表する場として、保護者を招待しての昼食会を企画しました。
昨年の12月からメニューを考え、試行錯誤しながら今日に至りました。

   
 茶碗蒸しの仕込みです。献立すべてに、地元食材を取り入れました。茶碗蒸しには、大山鶏や地元ならではの春雨を入れました。コンベクションオーブンを使いこなし、滑らかな食感に仕上げました。 砧巻きを作っています。入学当初から練習してきた桂剥きで、境港のスモークサーモンを巻きました。そこに黄身酢と菜の花で、春を感じられる盛り付けにしました。 だし巻き卵も、ずっと練習を繰り返してきた技術です。中心に境港の紅ズワイガニをたっぷりと巻きました。
   
 天ぷらは、温度管理がとても難しい料理です。練習の成果を出し切って、きれいに仕上げることができました。ふきのとうやサツマイモ、人参など、地元の食材をたくさん取り入れました。 みんなで確認しながらお膳に料理を並べています。皿の汚れが無いか、盛り付け忘れがないかなど細かなところまでチェックしました。 自分の家族へ配膳を行いました。少し照れくさそうでしたが、練習通りできました。保護者の皆様もとてもうれしそうに生徒の様子を見ておられました。
   
代表の生徒が 開会のあいさつを行い、料理担当した生徒がそれぞれの料理の工夫した点や、思いなどを発表しました。今回の昼食会のテーマは「だんだん ~感謝~」です。今日まで大切に育ててくれた家族への感謝を料理で表現しました。 マスコミにもたくさん来ていただき、初めてのインタビューで緊張しましたが、とても良い経験でした。              本日のお膳
   
生徒から保護者に サプライズがありました。大山開山1300年のイベントで秋篠宮眞子様に食べていただいた牛乳プリンを作りました。皿には入学当時の写真と最近の集合写真を添えました。 さらに、日ごろ言えない感謝の言葉をメッセージカードにして、プレゼントしました。目をウルウルさせる方もたくさんおられました。サプライズは大成功でした。 お見送りまでしっかり行い、保護者招待昼食会は終わりました。
<保護者の感想>
・想像以上の成長に驚きました。
・料亭の料理みたいに豪華でびっくりしました。
・細かな気遣いを感じることができて素晴らしかった。
                         などなど

調理コース2年生 食の匠料理講習会

2019年2月6日 16時51分
家庭学科

平成31年2月6日(水)
調理コース2年生は、地元の旅館やホテル等で日本料理を作っておられる、調理師の方々に来ていただき、料理の技術指導をしていただきました。今年で10回目になる取り組みで、この会をきっかけに
進路意識が高まる生徒も少なくありません。

   
 現場で活躍されている料理長や調理師の方々が総勢8名お越しくださいました。 デモンストレーション1として魚の下ろし方を教えてくださいました。とても分かりやすく解説していただき、生徒も必死にメモをとりながら聞いていました。今回は鯵とサヨリについて教えていただきました。 デモンストレーション2では、たっぷりの具材を巻いた巻き寿司を披露していただきました。中心に具材が来るように巻くコツなどを解説してくださいました。
   
 デモンストレーション3では、飾り切りを披露していただきました。胡瓜や人参。普段なら捨ててしまいがちな大根の茎などを使ってたくさんの飾り切りを教えていただきました。 胡瓜の松や扇、山葵台。人参のねじり梅、大根の茎の唐草切りなど 各実習班に入っていただき、実際に教えていただいたことを実践してみました。
   
 見るのとやるのとでは大違い。ですが、プロの方々の的確なアドバイスのおかげで、上手に料理が完成しました・。 姿造りでは鯵やサヨリが勢いよく盛り付けられ、そこに、きれいな飾り切りが華やかさを演出しています。 お造り、海鮮巻き寿司、肉詰め椎茸のあんかけ、しじみの吸い物
   
 試食しました。どの料理もとても美味しくて感動です。包丁技術や、盛り付けも料理の味に大きく関係するということが今回のことでよくわかりました。 質疑応答では、たくさんの質問にも答えて下さり、進路を考える上でもとても参考になりました。               集合写真

とっとりジビエフェス参加

2019年2月6日 16時06分
家庭学科

平成31年2月5日(火)
調理コース2・3年生が招待され、ANAクラウンホテルプラザ米子で開催された「とっとりジビエふぇす」に参加してきました。
地元のホテル、旅館、レストランなどから総勢37名の料理人が、自慢のジビエ料理の品々を持ち寄り、会場で調理された料理を来場されたお客様に振る舞われました。
鳥取のジビエといえば、イノシシと鹿です。以前は、匂いが気になったり、固かったりしましたが、加熱温度や調理法などで、2つの問題は全く感じませんでした。素材の良さを引き出したとても
美味しい料理の数々でした。

   
 とてもきれいに盛り付けられた料理の品が並びました。今日はこの料理の試食を行い、和食・洋食部門で「たべたい賞」と「つくりたい賞」の投票を行い、発表されます。 自由登校中の3年生も有志で来てくれて、南高校開発の「いのみっちゃん」というイノシシ肉を使ったおかずみその試食も行いました。 会場の周りをぐるりと、料理人の方々が並び、目の前で、オムレツを作ってくれたり、料理を取り分けてくれたりして、生徒達も夢中になって、料理を食べていました。
   
 会場には300人以上の来客があり、大盛況でした。 有志で来てくれた3年生です。 2年生は来年度、課題研究という授業の中で、ジビエについて研究するチームがあります。今日はその勉強のために参加させていただきました。研究の目的や方法などを報告しました。
   
 調理師の方々に積極的に質問し、コツやアドバイスを伺っていました。 平井知事も参加され、鳥取県のジビエに対する思いの強さをアピールされました。お得意のダジャレも飛び出し、会場が一気に盛り上がりました。              集合写真

平成30年度 調理コース3年生卒業作品展

2019年1月21日 09時24分
家庭学科

平成31年1月18日(金)
調理コース3年生19名の卒業作品展が行われました。3年間の調理実習で磨いてきた技術を披露する場として、日本料理、西洋料理、中国料理、製菓、製パンの5つのチームに分かれ、豪華で高校生らしいアイデアの詰まったパーティー料理を披露しました。
 実習や課題研究、インターンシップ等でお世話になった方々や、就職、進学にかかわる企業の方々にたくさんご来場いただき、生徒に声をかけてくださいました。さらにたくさんのマスコミも来られ、とても賑やかな作品展となりました。そして、たくさんのご家族の方にもお越しいただき大成功に終わりました。

    
 日本料理では「縁」~山陰の四季~をテーマに鳥取県の豊富な食材や食文化を山陰の四季をイメージし彩り鮮やかに表現しました。 みんなで試行錯誤しながら、海、里、山の幸、そして「いただき」
や「ぜんざい」などの郷土料理も作りました。
 西洋料理では「Cuisine de mariage」~幸せを届ける~をテーマに
結婚式の華やかで特別な思いを込めた作品作りに取り組みました。
 私たちが考える幸せをイメージ通りに作品に仕上げるのは大変でしたが、食材、彩り、作業工程を何度も見直し完成させました。
    
 中国料理では「誕生石」をテーマに誕生石に込められた石言葉、
「友愛」「忍耐」「成功」などをイメージし作成しました。
 宝石のキラキラ感にこだわりました。ですが、見た目の華やかさだけでなく、食べておいしく、笑顔になれる料理を作りました。 製菓では「HEAVEN」~天使たちの宴~をテーマに天国のような純白で柔らかくて、優しい雰囲気を表現しました。 純白の雲の上に真っ赤なリンゴのスイーツが実りタルトの花壇にはバラの花が咲き誇るような遊び心満載の作品に仕上げました。
    
 製パンでは「Travel」~パンで旅する世界~をテーマに各国の様々なパンを作りました。旅をイメージし、飛行機のパンを作りました。 何度も試作を繰り返し、作品を作り上げることができました。この作品を見て世界各国を旅している気分になってください。 葉蘭切りは日本料理の包丁技術です。全員で取り組み、とても手の込んだ素敵な作品に仕上がりました。               集合写真

「弁当の日」に取り組みました!

2019年1月18日 15時44分
家庭学科

 今年も1年調理コースの生徒20名が食材の調達から調理・盛り付け・片付けまで自分でする“弁当の日”の活動に取り組みました。授業で学んだ「主食3:主菜1:副菜2」になるよう詰める「バランス弁当」がテーマで、味付け・彩りなどにも工夫しながら作りました。命をいただく食材への感謝はもちろん、食材を作ってくださる人、加工製造してくださる人、流通・販売してくださる人、調理してくださる人々へ想いをめぐらせ、ありがたさを改めて実感したようです。

  
  

「遺伝子と食品」について学習しました

2018年12月26日 13時37分
家庭学科

 調理コース3年生19名は、鳥取大学医学部保健学科 上田悦子先生より「遺伝子と食品」というテーマで授業をしていただきました。まず遺伝子組み換え食品について講義を受け、続いて食肉の遺伝子検査実験をしました。電気泳動装置を使っての専門的な内容にとまどいながらも驚きと発見の多い充実した学習機会となりました。

  
 

商業学科3年 「マチナカクリスタル」点灯式

2018年12月25日 16時45分
商業学科

12月7日(金)に「マチナカクリスタル」の点灯式が行われました。
課題研究「地域振興学」のメンバーが中心となって、点灯式の企画・進行を行い、イルミネーションの配置やデザインも考えました。今年は、オブジェの修繕作業を行い全てリニューアルしたので、これまでで最高の輝きになりました。ぜひ、公会堂前庭に見に来てください。
 点灯期間 12月7日(金)~1月31日(木)
       日没から午後10時頃まで点灯
 場  所 米子市公会堂前庭

商業学科3年 イルミネーションリニューアル

2018年12月25日 14時22分
商業学科


12月7日(金)から点灯する「マチナカクリスタル」に向けて、課題研究「地域振興学」のメンバーがオブジェの修繕作業を行いました。毎年、米子を照らし続けてきたオブジェですが、長い年月の雨・雪、風ですっかり錆び付いてしまいました。そこで今年は、オブジェをリニューアルして、全体のイメージアップを目指しました。
修繕作業は、授業時間や放課後を使って約3週間かかりました。時間と手間はかかりましたが、リニューアルされたできばえに、みんな非常に満足して疲れが吹き飛びました。

生活文化科3年 「世界の食文化」を学ぶ

2018年12月10日 12時59分
家庭学科

 生活文化科3年生が、「世界の食文化」学習の一環として市内で料理、製菓教室をしておられる山﨑明美先生からラオスの「生春巻き」、
中国の「きゅうりと卵のスープ」、アメリカの「スモアー」の3品を教わりました。豊富な国際経験から、生徒たちの質問にもたくさん
答えていただき、外国の食文化を知るきっかけとなりました。またそのことを通じて日本の食の豊かさも学ぶことができました。

  
            師範の様子             実習の様子
  
              質疑応答  完成しました!!これから好きな具を巻いていただきます!(^^)!

調理コース2年生 介護・高齢者食料理講習会

2018年11月14日 14時54分
家庭学科

11月14日(水)
調理コース20名は、幸朋苑でお勤めの管理栄養士、調理師の方6名に来ていただき、介護・高齢者食について教えていただきました。

   
 まず最初に、高齢者の食事についての説明をしっかりと教えていただきました。聞きなれない内容でも分かりやすく説明していただき分かりやすかったです。 次に、実習で実際に食事を作りました。高齢者の食事には、何段階もあります。「普通食」「やわらか食」「なめらか食」「ゼリー食」などです。 今日はなめらか食について、教わりました。
メニューはうどん、お汁粉、お芋のモンブランです。
   
 お年寄りはお餅が大好きですが、危険が伴います。そこで、なめらかなお餅にすることで安全に食べていただけます。焼き色を付けたりして、より見た目を美味しそうに工夫しました。 うどんも、一度ミキサーにかけ、再度固めてから、うどんのように細くきり、お椀に盛ります。そこに、同様に固めた、野菜3種ととろみのついただし汁をかけました。 モンブランも、実際に使う材料と同じものを使い、見た目も味もモンブランだと思っていただけるように工夫してあります。
   
 試食では高齢者の気持ちに立ち、考えて試食しました。管理栄養士の方からアドバイスをいただき、舌を使わないように食べるとか、口が大きく開かないようにして食べてみると発見があるよと言われて、実際に試していました。 質疑応答では積極的にたくさん質問し、貴重なお話を聞かせていただけました。
本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございました。貴重な経験を通して、様々なことを考える良い機会となりました。
            集合写真
数年前から介護・高齢者食の講習会をしていただいています。まったく知らなかった世界を知ることで、進路を考えるうえでとても参考になっています。
実際に、管理栄養士を目指す生徒、給食関係を目指す生徒も、この講習会がきっかけになっている生徒も多くいます。
少子高齢化の時代に、ぜったいになくてはならない分野の仕事です。今日の経験を活かし、将来、介護・高齢者食の分野で活躍することを期待しています。